■ ID
| 1310 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 沿道大気中における微小粒子状物質(PM2.5)の化学成分特徴と経時的挙動
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■ 著者
| 齊藤勝美
エヌエス環境(株)・(独)国立環境研究所 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 伏見暁洋
(独)国立環境研究所 藤谷雄二
(独)国立環境研究所 高橋克行
小林伸治
(独)国立環境研究所 田邊潔
(独)国立環境研究所 若松伸司
愛媛大学・(独)国立環境研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 大気環境学会誌、Vol.46、No.3、164-171、2011 |
■ 抄録・要旨
| 幹線道路沿道において、PM2.5自動測定装置により連続的にPM2.5の1時間スポット試料を採取し、PIXE法による元素組成分析とイオンクロマトグラフによるイオン種の分析を実施した。その結果、スポット試料から多数の元素とイオン種の精度良い組成情報を得ることができた。これら組成データに有機炭素(OC)、元素状炭素(EC)の情報を加えて成分組成割合を検討すると、OCは27%、ECは43%、元素は5%、イオン種は25%であった。元素組成、イオン種にガス状物質(NO、NO2)を加えたPMF法による解析結果から、PM2.5は自動車排出ガス由来と大気二次生成由来の粒子の影響受けていると推察された。PM2.5の特徴と挙動、さらには動態の検討や発生源寄与率の把握などに、本法が有効であることが示された。
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